a Dreamy state of mind

ス/キ/ビ/と銀/の/バ/ラ/騎/士/団をこよなく愛す二次元サイトです。更新回数は低めです・・・・。初めましてをお読み下さい!

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頂き物UPです!!名もなき旅人様より頂きましたその2!!

後半

「ごめんなさい。」

非常階段に響く、小さな声。

「・・・それが君のこたえ、なんだね?」

「はい・・・。」

俯いたまま、言葉を続ける。

「私は”恋はしない”って、誓ったんです。あの時。

 ・・・でも、無理でした。」

顔を上げて、まっすぐに見つめる。

自分に真剣に想いをぶつけてきてくれた男性(ひと)。

「貴方に告白されて初めて、自分の中でずっと否定してきた想いに気付いたんです。

 ・・・いえ、やっと向き合ったんです。」

「それは、なに?」

そっと自分の胸に手を当てる。

「・・・私の中にいる、あの人に。」

「それって・・・」

「ごめんなさい。私、好きな人が、いるんです。」

合わせていた目をわずかにそらす。

「自分の想いに向かい合いながら、いっぱい考えました。

 あの人には、すごく大切にしている人がいて、私の想いが届くことはないか
ら・・・。

 だから、私を好きだと言ってくれる人と付き合ったら、忘れられるのかなって。

 ・・・でも、そんなの、卑怯なだけですよね?」

「そんなこと・・・!オレじゃダメ?」

「・・・えっ?」

「オレの気持ちを利用してもいいよ。その人の身代わりでもいい。

 オレと付き合って?きみを誰よりも大事にするから・・・!!」

「・・・ごめんなさい。」

「どうしても?」

コクリと肯く。

「その人、私の目標なんです。あの人に追いつきたい。横に並んで、同じものを見て
みたいんです。・・・一人の役者として。

追いかけ続ける限り、この想いを忘れることも、捨てることも出来ないと思いま
す。」

凛とした表情で微笑む。

(そう、私はあの背中を捕まえたい・・・。そうして、やっと“最上キョーコ”とい
う人間ができるんだわ。)

「羨ましいよ、君にそこまで想われてる彼が・・・」

「ごめんなさい。」

「謝ることじゃないよ。君が悪いんじゃない。」

「でも・・・。」

「だから、謝らないでよ。なんかオレが余計に惨めじゃん?

それにさ、人の気持ちは、どうしようもならないんだから、さ。」

優しく諭すように言い、頭をポンポンとたたく。

「・・・いつか、気持ちを伝えるのかな?」

「分かりません。でも、隣りに立てるようになったら言うかもしれません。

 そうしないと、次に進めないかもしれませんから・・・」

「そう・・・・・・。ありがとう。オレの気持ち、ちゃんと受け止めてくれて。

 一つだけ、お願いしてもいい、かな?」

「私にできることなら。」

「うん。・・・今までみたいに話してくれる?」

「も、もちろんです!」

「よかったぁ。さすがにさ、無視とかされちゃうのは悲しいから。」

「そんなこと、絶対しません!!」

「うん。ありがとう、キョーコちゃん。これからもよろしくね?」

差し出される手。

「はい。こちらこそ、よろしくお願いします。」

自然と握手を交わす。

手を離そうとした瞬間、強い力に体が引き寄せられる。

「ひっ、光さん!?」

「キョーコちゃんの想いが、少しでも届くといいね。」

「それは・・・」

「オレみたいに、真剣に受け止めてもらえるといいねって、こと。」

一度だけギュッと力を入れると、キョーコを解放する。

「ごめんね?さすがに、今はまだ応援は出来そうにないけど、話ならいつでも聞くか
ら、さ。」

「光さん・・・。」

「じゃあ、またスタジオでね。」

「はい。」

ゆっくり階段を下りる足音。

扉の前で立ち止まり、上を見上げる。

自分を見つめているキョーコに軽く手を振り、扉の向こうへと消えていった。





「・・・こんな私を好きになってくれて、ありがとうございます。」

呟きと共に零れた涙。



パンッ



乾いた音が響く。



「いつまでも泣いてちゃ駄目よ、キョーコ!

 新しい“私”を見つけに行かなくっちゃ、ね!!」



あの人に胸を張れる人間にならないと。



そして、彼女は階段を上り始める。





☆ あとがき

ベリキュー様。こんなお話いかがでしょう?

以前に送りつけてしまったSSSの続きです。ちゃんと、続いてるかしら??

改めまして、サイトオープンおめでとうございます。

これからも、遊びに行かせて頂きます♪



From名も無き旅人



きゃーお祝いありがとうございます!!!亀の様にのろのろUPですが、サイト頑張って行きます!!


お祝い本当にありがとうございました♪♪♪♪
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  1. 2010/03/11(木) 14:04:20|
  2. 頂き物!!
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

頂き物!!名もなき旅人様より頂きました!!

恋しきは..

前編



どうしたらこの想いは消えるのでしょうか



あの星に願えば、叶うのでしょうか



あの人に逢いたい…

でも逢いたくない…







尊敬する、大先輩。

あの人に認められたくて、

追いつきたくて、

隣に立ちたくて…



それが私の目標だった。



会えると嬉しくて、

会えないと寂しくて。

テレビや雑誌で見かける姿だけでは切なくて、

携帯に表示される非通知の文字に鼓動が跳ねて。



でも、気づきたくなんてなかった。

この想いになんて…

どうして気づいてしまったの?

伝えることなんて出来るはずもないのに…

だって、あの人には好きな女性がいるのに…





『彼』と付き合ってみようかしら?

こんな私を好きだと言ってくれた人。

そうしたら忘れられるかしら?



この想いは消えて、後輩としてあの人の傍にいられる?







恋がこんなに苦しいなんて知らなかった…

幸せなことばかりじゃない…







一瞬の煌めきを放つあの星に願ってみようか



でも、なにを願うの…



この想いが届くように?



この想いが忘れられるように?





誰か教えて……







☆あとがき

たまにはキョコ視点で。

オリオン座流星群を見ながら浮かんできた独白?

切ない感じをもうちょっとキレイにまとめれるといいなぁ・・・



ベリのコメント!!十分まとまってますよ♪♪♪UPするの遅くなってごめんなさいm(_ _)m
  1. 2010/03/11(木) 14:01:19|
  2. 頂き物!!
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

とても素敵な頂き物UPです!!

今日も晴れ様から素敵なSS頂きました♪♪♪♪
初書きだそうです☆☆☆☆

今日も晴れ様ありがとうございます♪♪♪


甘くビターなチョコレート

ラブミー部のドアをノックする。

「はい!」

中から、彼女らしい元気な声が聞こえた。
ドアを開けてくれるのを待つ、この少しの時間が一番緊張する。ダメだ。頑張れ、敦賀蓮!平常心。平常心…。

「おはようございます。敦賀さん。社さん。今日も寒いですね。どうぞ、お入りください。」

「最上さん。おはよう。」

「おはよう!キョーコちゃん。俺は用事を済ませてくるから、蓮をよろしく。じゃ。蓮。しっかり、飯食って、休養をとれよ!お兄ちゃん。命令だ!と言っても一時間もない。すまんな」

「充分ですよ。社さん。ありがとうございます」

そう言うと、社さんは俳優セクションへ向かっていった。

ふぅ。これで、最上さんと二人きりだ。嬉しいが…、嬉しくない。

理性との戦いのゴングが鳴った。

「敦賀さん。本当に普段のお弁当で申し訳ないですが、召し上がってください。お口に合うといいのですが…」

彼女の声に振り向けば、ラブミー部のテーブルに、二人分の弁当とお茶が並び、遅めの昼食の準備が整っていた。
できれば、赤く熟れた君の唇をいただきたい。などという紳士らしからぬ台詞を胸に押し込め、にっこり笑う。

「ありがとう。早速、いただくよ。最上さんの料理はどれも美味しいから、楽しみにしてきたんだ」

「「いただきます」」


いつものごとく、社さんが気を利かせてセッティングしてくれた昼食。
このところ忙しさにかまけて、食事をおろそかにしていたのと、最上さんに会えない期間が長かったことが重なって、敏腕マネージャーの社さんから休息を言い渡されてしまった。
それ自体はありがたいのだが、こんな狭い部屋で彼女と二人きりというシチュエーションはいただけない。
俺の理性にも限界はある。がんばれ。俺!

「どうでしょうか?お口に合いましたか?」

そう言いながら、頬をピンクに染めた彼女が、俺を見上げる。反則だ。

「ああ。美味しいよ。特に、この卵焼きはもっと食べたいくらいだね」

本当に食べたいのは柔らかそうな君の頬だと言ったら、君は逃げてしまうのだろうな。
そんなことを考えていたら、彼女が自分の弁当に入っていた卵焼きを俺の弁当に入れてくれた。

「卵焼きですか?お気に召したのでしたら、どうぞ」

彼女はのんきにそんなことを言ってるが、その自然な仕草に、不覚にも固まってしまった。
まるで、恋人同士みたいではないか!頑張れ。俺。頑張れ。理性。

「あ。すみません!私のなんて嫌ですよね。よくモー…琴南さんとお弁当のおかずをあげっこするので、つい…。でも、琴南さんったら、照れちゃって、嫌がるふりをするんですけどね。そんな琴南さんが可愛いなぁって…」

ほら、見ろ。敦賀蓮。彼女に甘い感情を期待してはダメだ。
気のせいか、俺の周りだけ温度が下がったようだ。見れば、彼女が怯えている。

「ず…ずびばぜんでしたぁぁぁ。卵焼きは、お下げしますぅぅぅ」

好きな子を怯えさせてどうする…。

「いや。気にしないで、この卵焼きもありがたく頂戴するよ」

食後にお茶を飲んでいるところで、彼女がもじもじと頬を染めながら、前回の黒猫柄のブランケットの礼を語り始めた。

「敦賀さん。この間はありがとうございました。いただいたブランケットは可愛くて柔らかくて温かいです。手放せなくなりました。いつも持ち歩いているのですよ。ほら。…あっ!」

バックから取り出したのはたしかにブランケットだったが、俺が贈ったものではなかった。
メルヘン思考の彼女にぴったりな、白地に赤いバラのブーケが散らばった上品な色柄だった。
そうだ。彼女は、黒猫柄よりも、こういうのが好きなんだよな…。必要以上に落ち込む自分を、大人げないとしかりつけた。

「ち…違うんです!本当に愛用しているんです。学校へも仕事場へも持って行くし、寝る前に本を読むときも使ってるんですよ!これは、その前に使っていたもので…さわり心地が気に入ったものですから…本当はこれの色柄違いで大人っぽいすてきなブランケットがあって、敦賀さんにプレゼントしたかったのですが、後輩の私がそんな事をするのはおこがましいかと思い…自分の分だけ購入したのです……」

すみませんと、涙目の上目遣いにして謝る彼女を、誰が怒れようか。
というか、そんなことよりも、バッグから見え隠れする小さな箱が気になってしかたがない。
折しも明日はバレンタインデー。
あのラッピングはバレンタイン用のチョコレートだろうか。
俺の好みを分かっている彼女は去年、ワインゼリーをくれた。
その彼女が、今年、俺にチョコレートをくれるはずはない。
では、あれは、誰に渡すつもりなのだろうか?

「…さん。敦賀さん?どうかしました?」

「ああ。ごめん。その箱が気になって…」

「これですね。実は、敦賀さんにと思って、用意しました。バレンタインのチョコレートです」

「俺に?嬉しいな」

「明日はロケで朝からバタバタするので、会えない可能性がありますし。何より、お忙しい敦賀さんに会うチャンスがないかもしれませんから。社さんに、この昼食のことをお聞きしたときから、今日お渡ししようと思ってました」

「そう。ありがとう」

「大丈夫ですよ。甘さ控えめの小さいチョコを二粒だけにしてますから。もし、気が向きませんでしたら、捨ててもらっても構いませんし。」

「君からもらったものを、捨てる訳ないでしょう。ありがたくいただくよ。だから、そろそろもらえないかな?」

彼女はなんだかんだ言いながら、チョコをくれようとしない。
それどころか、俺から離れようとしていた。

「あの…。敦賀さんにお渡ししたいのは山々ですが…。その前に約束してほしいことがあります」

「なにかな?聞いてみないと分からないよ」

「あ…あの。お礼のキスは要りませんから!去年のように、ワインゼリーなんて、特別なものは用意しませんでしたから、いたって普通のチョコレートですから!だから、お礼は要りませんからね!」

「ああ。そういうことね。気にしなくていいのに」

去年のバレンタイン。あいつが彼女にしたキスは忘れもしない。
その記憶を塗り替えるためにした、頬へのキス。
その後は、何かにつけ、お礼と称して頬へキスをしてしまう。
そのたびに、顔を真っ赤にして恥ずかしがる彼女の反応を見るのが好きだった。

「気にします!だいたい、ここは日本ですよ。お礼に頬へキスするなんて!」

「唇がよかった?」

「な…な…なんて、破廉恥な!そんな意地悪をいうなら、チョコはあげません!」

そう言って、チョコをバッグへしまおうとするので、慌ててその腕をつかんだ。

「ごめん。ごめん。約束するから…」

そう言うと、やっと安心したのか、にっこり笑ってチョコをくれた。

「いつもお世話になっている敦賀さんには、これでは感謝の気持ちを伝え切れませんが、精一杯の思いを込めました。受け取ってください」

彼女の周りに花が咲きほころび、光が差し込んでいるように見える。
思わず、笑顔で返したのに、硬直するなんて…。君って人は…。

「ありがとう。お礼に何をしたら、いいのかな?」

ずざざーっと部屋の隅に逃げる彼女。
そんなところに逃げたら、俺の思うつぼなのに。可愛いな。

「だ…だから、お礼は要りませんって。さっき、約束しましたよね」

「うん。約束したね。でもさ。『しないで』と言われたら『する』のが、この業界のお約束だろう?」

「どの業界ですか!?そんなお約束知りません!!」

「ふぅ。仕方ないな。じゃあ、ハグだけ。抱きしめるだけならいいだろう?」

「…抱きしめる…敦賀セラピーなら受けたいかな…」

彼女が小さい声で何かいっているが、聞き取れない。
まあ、いい。拒否反応はないようだ。今のうちに…。

ギューッ

彼女を俺の腕の中に閉じ込める。
相変わらず、小さくて、柔らかくて、甘い香りがして、くらくらする。
あまり強く抱きしめたら、壊れそうだ。
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  1. 2010/02/01(月) 13:45:12|
  2. 頂き物!!
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