a Dreamy state of mind

ス/キ/ビ/と銀/の/バ/ラ/騎/士/団をこよなく愛す二次元サイトです。更新回数は低めです・・・・。初めましてをお読み下さい!

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とても素敵な頂き物UPです!!

今日も晴れ様から素敵なSS頂きました♪♪♪♪
初書きだそうです☆☆☆☆

今日も晴れ様ありがとうございます♪♪♪


甘くビターなチョコレート

ラブミー部のドアをノックする。

「はい!」

中から、彼女らしい元気な声が聞こえた。
ドアを開けてくれるのを待つ、この少しの時間が一番緊張する。ダメだ。頑張れ、敦賀蓮!平常心。平常心…。

「おはようございます。敦賀さん。社さん。今日も寒いですね。どうぞ、お入りください。」

「最上さん。おはよう。」

「おはよう!キョーコちゃん。俺は用事を済ませてくるから、蓮をよろしく。じゃ。蓮。しっかり、飯食って、休養をとれよ!お兄ちゃん。命令だ!と言っても一時間もない。すまんな」

「充分ですよ。社さん。ありがとうございます」

そう言うと、社さんは俳優セクションへ向かっていった。

ふぅ。これで、最上さんと二人きりだ。嬉しいが…、嬉しくない。

理性との戦いのゴングが鳴った。

「敦賀さん。本当に普段のお弁当で申し訳ないですが、召し上がってください。お口に合うといいのですが…」

彼女の声に振り向けば、ラブミー部のテーブルに、二人分の弁当とお茶が並び、遅めの昼食の準備が整っていた。
できれば、赤く熟れた君の唇をいただきたい。などという紳士らしからぬ台詞を胸に押し込め、にっこり笑う。

「ありがとう。早速、いただくよ。最上さんの料理はどれも美味しいから、楽しみにしてきたんだ」

「「いただきます」」


いつものごとく、社さんが気を利かせてセッティングしてくれた昼食。
このところ忙しさにかまけて、食事をおろそかにしていたのと、最上さんに会えない期間が長かったことが重なって、敏腕マネージャーの社さんから休息を言い渡されてしまった。
それ自体はありがたいのだが、こんな狭い部屋で彼女と二人きりというシチュエーションはいただけない。
俺の理性にも限界はある。がんばれ。俺!

「どうでしょうか?お口に合いましたか?」

そう言いながら、頬をピンクに染めた彼女が、俺を見上げる。反則だ。

「ああ。美味しいよ。特に、この卵焼きはもっと食べたいくらいだね」

本当に食べたいのは柔らかそうな君の頬だと言ったら、君は逃げてしまうのだろうな。
そんなことを考えていたら、彼女が自分の弁当に入っていた卵焼きを俺の弁当に入れてくれた。

「卵焼きですか?お気に召したのでしたら、どうぞ」

彼女はのんきにそんなことを言ってるが、その自然な仕草に、不覚にも固まってしまった。
まるで、恋人同士みたいではないか!頑張れ。俺。頑張れ。理性。

「あ。すみません!私のなんて嫌ですよね。よくモー…琴南さんとお弁当のおかずをあげっこするので、つい…。でも、琴南さんったら、照れちゃって、嫌がるふりをするんですけどね。そんな琴南さんが可愛いなぁって…」

ほら、見ろ。敦賀蓮。彼女に甘い感情を期待してはダメだ。
気のせいか、俺の周りだけ温度が下がったようだ。見れば、彼女が怯えている。

「ず…ずびばぜんでしたぁぁぁ。卵焼きは、お下げしますぅぅぅ」

好きな子を怯えさせてどうする…。

「いや。気にしないで、この卵焼きもありがたく頂戴するよ」

食後にお茶を飲んでいるところで、彼女がもじもじと頬を染めながら、前回の黒猫柄のブランケットの礼を語り始めた。

「敦賀さん。この間はありがとうございました。いただいたブランケットは可愛くて柔らかくて温かいです。手放せなくなりました。いつも持ち歩いているのですよ。ほら。…あっ!」

バックから取り出したのはたしかにブランケットだったが、俺が贈ったものではなかった。
メルヘン思考の彼女にぴったりな、白地に赤いバラのブーケが散らばった上品な色柄だった。
そうだ。彼女は、黒猫柄よりも、こういうのが好きなんだよな…。必要以上に落ち込む自分を、大人げないとしかりつけた。

「ち…違うんです!本当に愛用しているんです。学校へも仕事場へも持って行くし、寝る前に本を読むときも使ってるんですよ!これは、その前に使っていたもので…さわり心地が気に入ったものですから…本当はこれの色柄違いで大人っぽいすてきなブランケットがあって、敦賀さんにプレゼントしたかったのですが、後輩の私がそんな事をするのはおこがましいかと思い…自分の分だけ購入したのです……」

すみませんと、涙目の上目遣いにして謝る彼女を、誰が怒れようか。
というか、そんなことよりも、バッグから見え隠れする小さな箱が気になってしかたがない。
折しも明日はバレンタインデー。
あのラッピングはバレンタイン用のチョコレートだろうか。
俺の好みを分かっている彼女は去年、ワインゼリーをくれた。
その彼女が、今年、俺にチョコレートをくれるはずはない。
では、あれは、誰に渡すつもりなのだろうか?

「…さん。敦賀さん?どうかしました?」

「ああ。ごめん。その箱が気になって…」

「これですね。実は、敦賀さんにと思って、用意しました。バレンタインのチョコレートです」

「俺に?嬉しいな」

「明日はロケで朝からバタバタするので、会えない可能性がありますし。何より、お忙しい敦賀さんに会うチャンスがないかもしれませんから。社さんに、この昼食のことをお聞きしたときから、今日お渡ししようと思ってました」

「そう。ありがとう」

「大丈夫ですよ。甘さ控えめの小さいチョコを二粒だけにしてますから。もし、気が向きませんでしたら、捨ててもらっても構いませんし。」

「君からもらったものを、捨てる訳ないでしょう。ありがたくいただくよ。だから、そろそろもらえないかな?」

彼女はなんだかんだ言いながら、チョコをくれようとしない。
それどころか、俺から離れようとしていた。

「あの…。敦賀さんにお渡ししたいのは山々ですが…。その前に約束してほしいことがあります」

「なにかな?聞いてみないと分からないよ」

「あ…あの。お礼のキスは要りませんから!去年のように、ワインゼリーなんて、特別なものは用意しませんでしたから、いたって普通のチョコレートですから!だから、お礼は要りませんからね!」

「ああ。そういうことね。気にしなくていいのに」

去年のバレンタイン。あいつが彼女にしたキスは忘れもしない。
その記憶を塗り替えるためにした、頬へのキス。
その後は、何かにつけ、お礼と称して頬へキスをしてしまう。
そのたびに、顔を真っ赤にして恥ずかしがる彼女の反応を見るのが好きだった。

「気にします!だいたい、ここは日本ですよ。お礼に頬へキスするなんて!」

「唇がよかった?」

「な…な…なんて、破廉恥な!そんな意地悪をいうなら、チョコはあげません!」

そう言って、チョコをバッグへしまおうとするので、慌ててその腕をつかんだ。

「ごめん。ごめん。約束するから…」

そう言うと、やっと安心したのか、にっこり笑ってチョコをくれた。

「いつもお世話になっている敦賀さんには、これでは感謝の気持ちを伝え切れませんが、精一杯の思いを込めました。受け取ってください」

彼女の周りに花が咲きほころび、光が差し込んでいるように見える。
思わず、笑顔で返したのに、硬直するなんて…。君って人は…。

「ありがとう。お礼に何をしたら、いいのかな?」

ずざざーっと部屋の隅に逃げる彼女。
そんなところに逃げたら、俺の思うつぼなのに。可愛いな。

「だ…だから、お礼は要りませんって。さっき、約束しましたよね」

「うん。約束したね。でもさ。『しないで』と言われたら『する』のが、この業界のお約束だろう?」

「どの業界ですか!?そんなお約束知りません!!」

「ふぅ。仕方ないな。じゃあ、ハグだけ。抱きしめるだけならいいだろう?」

「…抱きしめる…敦賀セラピーなら受けたいかな…」

彼女が小さい声で何かいっているが、聞き取れない。
まあ、いい。拒否反応はないようだ。今のうちに…。

ギューッ

彼女を俺の腕の中に閉じ込める。
相変わらず、小さくて、柔らかくて、甘い香りがして、くらくらする。
あまり強く抱きしめたら、壊れそうだ。

彼女の力が段々と抜けていくのがわかる。俺に体を預けてくれる。
この温かい重みに、胸が締め付けられそうだ。
両手は彼女の腰あたりにあるが、他にも色々と触りたい。体中にキスをしたい。
やばい。我慢できそうにない。無意識に手が動いていた。
理性との戦いなんて、あっという間に負けていた。

彼女の形のいい顎に手をかける。彼女の唇しか見えない。
ぷっくりと柔らかそうな唇の間から、白い歯がチラリと見える。
もう少し…。あと1センチ…。

ピピピッピピピッピピピ!

突然、テーブルに置いていた携帯が鳴った。おそらく社さんからだろう。タイムオーバーだ。

とはいえ、せっかくのこの体勢。崩してはもったいない。素早く、彼女の頬にキスを落とす。

チュッ…

「つ…つ…つる…」

「ごめん。時間みたいだ。行くね。色々とごちそうさま。チョコも、ありがとう。明日のロケは気をつけて行っておいで。忘れ物のないように…ん?」

チュッ

「夜、電話する。じゃ」

手早く荷物をまとめ、ラブミー部の部室を出る。

あ…危なかった。やたらと、彼女を抱くもんじゃないな。止まらなくなる。昼間からら、あんなところで、何をするつもりだったんだ!

「蓮!こっち!行くぞ!」

「すみません。今、いきます」

「すまないな。道が混んでるらしいから、早めにでた方がいいと思って…て、蓮。大丈夫か?顔がにやけてるぞ」

「気のせいですよ」

そう。気のせいなのかもしれないが、一度目のキスをして離れようとしたとき、彼女に服をつかまれたような気がした。
まるで、行かないで…とでも言いたげに。だから、思わずもう一度キスしてしまった。唇に。

この仕事を終えたら、すぐに電話しよう。できれば、電話ではなく、直接会いたい。今すぐにでも、真意を確かめたい。彼女の気持ちが詰まったチョコは、ここにある。
でも、その気持ちが、感謝なのか、好意なのか、愛なのか。聞かなければ!確かめなければ!

これだけは、甘さを控えてもらいたくないな。

(fin)


その頃、キョーコちゃんは、とろとろに溶けてましたとさ(笑)


起承転結も山も何もないけど、蓮キョです。衝撃のバレンタイン事件の一年後の、なぜかバレンタイン前日。だって、書いてたら、そうなっちゃったんだもの。私が聞きたい。なぜ?読み終わった三秒後に爆発するので気をつけて、読んでね。爆発するのは私か!?



ここよりベリのコメントです☆☆☆


☆☆☆☆晴れさん載せちゃった☆☆☆☆(本人承諾済み)

可愛いお話読ませて頂きました♪♪♪♪やっぱり蓮はすきを逃しませんね!!


フフフこんな素敵なSS書ける様に頑張ります♪♪♪



今まで気付きませんでした!!ごめんなさい拍手コメント入れて下さった方ありがとうございますm(_ _)m

メール投稿したらぶつ切りになってました・・・・・・

今日も晴れ様ごめんなさい言い訳出来ませんm(_ _)m




平成22年2月1日23時一部補修
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  1. 2010/02/01(月) 13:45:12|
  2. 頂き物!!
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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