a Dreamy state of mind

ス/キ/ビ/と銀/の/バ/ラ/騎/士/団をこよなく愛す二次元サイトです。更新回数は低めです・・・・。初めましてをお読み下さい!

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フリーSS強奪して来ました! !

RAINBOW CRYSTALのEvany様より素敵なフリーSS強奪して来ました~~~♪♪♪♪


以下よりどぞ~~~~♪ちなみにVer.Bどす♪♪♪♪


「私、来週、旅番組のリポーターで沖縄に行く事になったんです。」
「奇遇だね、来週俺は撮影で北海道に行くんだよ。お互い楽しもうね。」
「はいっ。ご希望の名産品がありましたら買って来ましょうか?」
「そうだね…沖縄の海ぶどうかな。前に食べた時美味しいと思ったんだ。」
「わかりました、楽しみにしていて下さいね。」
「最上さんは北海道の何が欲しい?」
「うーん…あ、この間テレビで紹介されていた、口イスの生チョコレートが食べたいです。」
「それだけでいいの?」
「はいっ、他はいつか出掛けた時の為に楽しみにしておきます。」


Sweet Chocolate Ver.B
~40万HIT&創作活動2周年記念フリー作品~


敦賀さんと私のロケは偶々同じ日程だった事がこの後に判明した。
東京に帰った翌日にお互いのお土産を一緒に食べようと提案され、敦賀さんの家で夕食を一緒に食べる事になった。


「あの…敦賀さん…何故こんな立派なカニが此処にあるんでしょう?」
「君と一緒に夕食だと思ったら嬉しくて、つい買って来てしまったんだ。…駄目だったかな。」

…そんな捨てられた仔犬のような瞳で哀眼(あいがん)されると、何も言えないわ。

「い、いえ…今日は海ぶどうのサラダとカニのチラシ丼にしましょうか。それで、デザートはチョコレートで。」
「楽しみだな。」



「「ご馳走様でした。」」

「美味しかったね、北と南の食材を一気に味わえた。」
「はいっ!」
「そうだ、最上さんに渡したい物があるんだ。こっちに…。」

ラグマットから立ち上がりソファーに腰を下ろした敦賀さん。
隣をポンポンと叩いてきたのでそこに腰掛ける。

「今回は富良野で撮影だったから…はい、これ。」
「何でしょう?開けてもいいですか?」
「どうぞ。」

綺麗にラッピングされた箱の中に、薄紫色の布製台座に小さな瓶が嵌めこまれていた。

「…ラベンダー?」
「それはね、香水だよ。フランスのラベンダー芳香フェアで第1位の実績を獲得したんだって。」
「素敵なプレゼントをありがとうございます!瓶も可愛いですね…。」

キラキラと輝く魔法の小瓶に気分はプリンセス――

し、しまった!

現実世界に戻って敦賀さんをそろそろと見上げたら、私の反応を見ていたみたいだった。

「すみません。瓶の形が可愛くて…つい精神がトリップを…。」
「喜んでもらえたなら嬉しいよ。」

(予想の範囲だったし)――敦賀さんが何か呟きながら、小瓶を手に取った。

「俺が行った時はまだ早咲き種ばかりで、完全な見頃は7月末らしいけどね。それでも文句なしに綺麗だったよ。」
「ラベンダーはリラックス効果があるって言いますし、今夜から枕に吹き付けて使ってみようと思います。」
「枕にだけ…?」

妖しく艶めかしい笑顔を浮かべた敦賀さんが私の手首に小瓶の液体を吹き付け、その腕を自らの鼻先に近づけた。

「うん…気持ちが安らぐね。」
「は…はぁ…。」

敦賀さん!行動が無駄に色っぽいです!
このままじゃ敦賀さんのペースに巻き込まれちゃう…そうだ、渡すなら今よ。

「私ももう一つお土産を買って来たんです。」

バッグと一緒に持ち歩いていた紙袋から敦賀さんへのお土産を取り出して渡した。

「丁度沖縄の植物園が“蓮まつり”の時期でして…敦賀さんの名前繋がりで安直ですが、蓮の花のガラスオブジェです。」
「そこで俺を意識してくれたんだ。ありがとう。」

うっ、ま、眩い!目が焼かれるっ!

敦賀さんの神々しいまでの微笑みは、ある意味さっきの夜の帝王より脅威だわっ!

「そんな大したものではないです!安物ですから、ペーパーウェイトにでも使って下さい。」
「大切に使わせて戴くよ。…そろそろデザート代わりにチョコレートを食べようか。長く置いておくと溶けてしまう。」
「はいっ!」

買ってきて下さった口イスの生チョコレートをそっと口に運ぶ。

「この口どけ美味しい~!」

……ピキッ

「どうした?」
「い、いえ…何でも…。」
「何でもないって顔していないよ。…不破君の事を思い出しちゃった?」
「そんな事思い出してなんかいません!断じて!あれはアリクイに餌をあげたんです!」
「はぁ…折角やめておこうと思ったのに、な。」
「え?」

「――最上さん…――」

いつかの時と同じように、ソファーの軋む音が耳に木霊する。
目前には敦賀さんの長い睫毛――

「海ぶどうと、蓮のお礼…ありがとう。」

敦賀さんが人差し指を伸ばして、あの妙に手慣れた動きでそっと先程の部分をなぞるように私の両頬に触れた。

「前回はスルーされちゃったからもう一度言うけど…こんな事、誰にでもする訳じゃない。…君にだからするんだよ。」 

瞬きするのも忘れて聴きいってしまうほど耳に心地のいい敦賀さんの声が、尚も言葉を紡ぐ。

「最上さんから、お礼の気持ち見せてもらってない、な…。」

私の腕に香水を吹き付けた時の様に、敦賀さんが私の人差し指を引き寄せる。
敦賀さんに導かれた私の人差し指が彼の右頬・左頬・唇の3か所をなぞる。
指先に仄かな体温を感じた。

「礼儀正しい最上さんが、まさか何もお礼の気持ちを表さない…訳ないよね?」

ひっ…また夜の帝王…。
もしかして…お土産の数を暗に示して…キスを要求してる?

妖艶な笑みを浮かべて、顔を近づけてくる、敦賀さん。
逃げたくても両腕に囲まれて背中はソファーの背凭れに阻まれて、顔だけを後ろに反らすしか出来ない。

睫毛の長さがわかるどころか、あと10cmという距離のところで敦賀さんが止まる。

「恥ずかしいだろうから、目は閉じていてあげる。」

駄目だ…逃げる隙が見当たらない…。や、やるしかないのよ!
そうよ、役者を目指すならこの位、軽く出来て当たり前なのよ!


まずは右頬!

お次は左頬!

そして――





ええいっ!

敦賀さんの形の良い唇にそっと自分のを押しあてて離れる。

「……まさか本当にここにしてくれる…とはね…。額でも構わなかったのに。」

敦賀さんが自分の唇を指でトントンと押さえる。

「強調しないで下さい!恥ずかしいんですから。」
「恥ずかしいっていう感情を抱くってことは…最上さん、今は役者としてじゃなく、最上キョーコとしてキスしてくれたんだ。」
「えっ…。」

そう言われてみればそうなのかも…。
一流の役者を目指す者として、気合が足りないって怒られる!

「…嬉しいな…最上さんが、俺の事を先輩俳優としてじゃなく…男として意識してくれたって事が。」

え?

「今のをファーストキスとして認定してくれたって事だよね?」
「違います! そんな事考える余裕はなくって…。」

どうしてそんな結論になるの!?

『最上さんがファーストキスだと思えるものがファーストキスでいいんだよ』
そう言ったのは貴方だけど――。

「そう…残念だな。ところで最上さん、チョコレートをもう一つ食べようか。」

ええ!? 何? 急に話題を変えて…。

「どんな食べ方がご希望かな?」
「どんなって…チョコレートの口どけや味を楽しんで食べるだけじゃないんですか?」
「どの方法で君の口に運ぼうか。俺のフォーク、俺の指、それとも…俺の唇で?」

何で全て敦賀さん経由前提なの!?

しかも、最後のは…破廉恥です!

「破廉恥って思ってる? 君が役者なら…“役者の心の法則”を適用すれば、割り切って出来る事だと思う…けど?」

どうして考えが読まれているのよ!

もしかして敦賀さんから挑戦されているの!?

『君の考える事はお見通しだよ。悔しかったら一流の役者になって俺を操ってみろ』とか?
また以前みたいに敦賀さんにいい様に翻弄されて飲み込まれる訳にはいかない!

私だって少しは成長したのよ。
初めて敦賀さんの演技に間近に触れたお茶会のあのシーンの二の舞にはならないんだから、受けて立ってみせる!

「唇でお願いします!」

「いいの? 今なら変更も可能だよ。」
「女に二言はありません! 敦賀さんも手加減せず挑んで下さい。」
「本気で構わないんだ…。不破の時より濃くなるかもしれないけど、その場合…経験の少ない最上さんがついてこられるかな。」
「たかが唇と唇が重なって、チョコレートを口移しで食べるだけじゃないですか。」
「たかがって最後まで言っていられるかな? 終わった後が楽しみだ。」

敦賀さんがチョコレートを一つ口に含むその姿はとても艶めかしくて、かつて存在そのものが罪とさえ思えた夜の帝王で――。

「これが最上さんにファーストキスと認定してもらえるように頑張るからね。」

あれ…何だかとても嫌な予感がするっ!

「目を閉じて…。」

閉じたくない!けど…きっとこの妖艶な雰囲気に勝ってこそ、一流の女優へ一歩近づくのよ!

負けないんだからっ!

「覚悟して…ね。」

敦賀さんが耳元で囁いてきたのを合図に、目を閉じた――。





ぐふふ~な展開でよだれが出まくりです♪♪♪♪♪

Evany様ありがとうございました!!
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  1. 2010/07/17(土) 19:02:07|
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